令和5年度 箕面商工会議所青年部 会長所信

「Sustainable YEG」

~多様性が紡ぐ持続可能な箕面の創造〜

箕面商工会議所青年部
会長 岡村 篤

はじめに
昨今、不安定な社会情勢の中、様々な変容を受け入れながらも前向きに進んでいかなければならないこの日本において、地域を支える青年経済人の集まりである箕面商工会議所青年部(以下、箕面YEG)は、一人ひとりがリーダーシップを発揮しながら地域の模範として行動していくことが求められます。また、目下の課題に終始することなく、持続可能な開発目標(SDGs)に示される17のゴールを国際人としての命題と捉え、小さなことから実行し、その歩みを発信していくことが大切です。これは大阪・関西万博のテーマにも通じており、サステナブルな社会を形成する為にも、我々が率先して行動しなければなりません。

輪を拡げ更に深める
令和5年度は期首会員が96名となり、昨年の入会者は31名と多数のメンバーを新たに迎えました。更なる活性化が期待できる反面、多種多様なメンバーの期待に応えられるような団体としての活動が求められます。会員拡大のみならず、新旧合わせた交流の中で生まれる絆をより強固なものにし、更なる人脈の輪を広げ、深める様に活動してまいります。その上で各々の事業に役立つセミナーや社会全体の課題解決を意識した研修など、多角的なアプローチから事業立案を行い、単会内のみならず多数の事業者や関連団体に参加頂ける機会を創造し、本年度も親会と力を合わせ、新たな出会いやビジネスの機会創出に取り組みます。

地域活性の場に不可欠な存在として
箕面まつりのお化け屋敷、箕面イルミナイト、これらは箕面YEG看板事業であるとともに、すでに地域の風物詩として定着しているものと自負しております。ここ数年は規模の縮小あるいは中止などを余儀なくされていましたが、昨年はその復興の兆しとして大いに盛り上がりました。本年はこれまでに負けず劣らず楽しみながら全力で取り組んでいく所存です。そのためにも地域内に留まらず、プレスリリースなども積極的に利用し、箕面YEGらしさを全国に発信することで更に地域活性の機会にしてまいりたいと思います。また、箕面市とも連携し、2023年度末に開業する新駅に関するセレモニーにも積極的な参画を行い、更なる地域社会の活性化に繋げます。

組織の在り方を進化させる
超高齢化社会であり、少子化が進む日本に置いて、人材の枯渇は喫緊の課題となっています。多様な人材活用、男女共同参画の推進の取り組みが、我々青年経済人に強く求められています。すべての事業は人に支えられて成り立ちます。自身だけでなく関係各位にも迷惑を掛けない様、社会人としての行動を自覚し、相手を思いやり、意識を変えることがその第一歩となります。また、人だけでなく環境にも配慮していかなければなりません。従来の手法に囚われず、本当に必要があるかを常に問いかけ、新しい様式を積極的に取り入れることで、更に進化した箕面YEGを実現します。

更なる交流の場を求めて
箕面YEGは大阪府商工会議所青年部連合会(以下、大阪府連)に加盟している全12単会の一つです。本年度は箕面YEGから執行役員が出向します。これは過去、尽力下さった諸先輩方が紡いでくれたご縁の賜物であると考えます。本年は日本商工会議所青年部主催の近畿ブロック大会も大阪は和泉市で行われます。大阪での開催はあふさか箕面大会以来となります。このご縁を絶やすことなく、大阪府連への積極的な参加を推奨し、多くのメンバーと共に盛り上げてまいります。また、更なる連携を強固にするため、本年度より出向理事を新たに設置し、親会事務局員とも連携しながら精緻な情報の共有を行い、より活発な組織運営を行います。

最後になりますが、昨年、親会では初の女性専務理事が誕生しました。まだまだ男性社会が色濃く残る社会の中、地域経済の先導者としてのあるべき姿を実現している箕面商工会議所を私は誇りに思います。その誇りを胸に、公明正大で開かれた場造りを求め、誰一人取り残さない青年部活動を実現し、その上で豊かで住みよい地域社会の発展に寄与してまいります。1年間箕面市の発展と箕面YEGの進化の為に、邁進してまいりますのでご支援、ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

令和5年度 箕面商工会議所青年部 職務分掌

  1. 総務委員会 (担当副:中西 委員長:池水 副委員長:安達、甲斐)
    1. 総会の設営及び運営(4月、11月)
    2. 定例会の設営及び運営(6月・8月・10月・12月)
    3. 理事会・執行部会の設営及び運営(通年)【懇親会も含む】
    4. 定例会の企画並びに運営(10月)
    5. 卒業式の企画並びに設営及び運営(3月)
    6. 会員備品の管理、部室の清掃管理(通年)
    7. エンジェルタッチの管理、普及(通年)
    8. 規約・規程の整備(通年)
    9. その他、本委員会の目標達成に必要な事業
  2. 広報委員会 (担当副:門浦 委員長:岸田 副委員長:山田、築谷)
    1. 親会との協同事業の企画並びに設営及び運営(9月)
    2. 親会会報誌青年部ページ誌面作成(通年)
    3. 公式ホームページ、公式SNSの更新及び管理(通年)
    4. 電子会員名簿、名刺の企画、作成(通年)
    5. メディアリストの作成、プレスリリースの配信(通年)
    6. その他、本委員会の目標達成に必要な事業
  3. 地域活性委員会 (担当副:釜中 委員長:野原 副委員長:野口、山内)
    1. 定例会の企画並びに運営(6月)
    2. 箕面まつりパレードへの参加(10月)
    3. 箕面イルミナイト事業の開催(12月)
    4. 「まちびらき祝賀イベント(仮)」への関与(通年)
    5. その他、本委員会の目的達成に必要な事業
  4. 交流委員会 (担当副:植山 委員長:黒栁 副委員長:高部、黒田)
    1. 会員拡大・交流事業の実施(5月)
    2. お化け屋敷事業の開催(9月)
    3. 定例会の企画並びに運営(12月)
    4. その他、本委員会の目的達成に必要な事業
  5. 研修委員会 (担当副:山岸 委員長:中井 副委員長:金城、古河)
    1. 公開例会の企画並びに運営(8月)
    2. 北地区合同例会の企画並びに運営(2月)
    3. その他、本委員会の目的達成に必要な事業
  6. 専務(大東)
    1. 本会の会計、財務管理(通年)
    2. 理事会・執行部会の進行(通年)
    3. 親会、箕面市との連携(通年)
    4. 近隣諸団体との連携と情報共有(通年)
    5. 同好会の推進及び協力(通年)
    6. その他、本会の目標達成に必要な事業
  7. 出向理事(佐藤、高橋)
    1. 大阪府連、近畿ブロック、日本YEGとの連携及び動員(通年)

組織図